財団は漢方・針灸の治療だけでなく、学会活動および機関誌や一般向けの講演会を通じて漢方の啓蒙活動を行っています。
また中国との医学交流や希望行程への援助などを行っています。

大阪漢方医学振興財団が発足し、長堀橋で診療を始め早いもので24年が経過致しました。
当初は漢方薬が保険適応となって間もなくの時代であり、皆様にとっても未知の世界という感もありましたが、20年余の活動の結果もあって、最近では身体機能を哲学的に理論づけた伝統医学は、人間なら必ずもつ体の感覚に答えてくれるものであるという理解が深まってきていると感じております。
日々の診療の中でも「どうしてほてるの?」「どうして冷えるの?」など「どうしてこうなるの?」の質問も多く、しかしその理由は一人一人の体質によって違うものなのです。
このような疑問に答えつつ、考えつつ診療を行っておりますが、近年情報化に伴いご自分の体質に合わない健康法をよかれと思って取り入れておられる方もみられる昨今、正しい中医学理論のもと実感できるホームページ作りが必要であると認識致しております。
近代化が進んでも人間の体が変わるわけではありません。機械化が進むにつれて体に歪みをおこしている部分もみられます。
この度、ホームページをリニューアル致しました。
"今だからこそ伝えたい伝統医学の素晴らしさ、情報に振り回されることなく自分の体を感じることの大切さ"をテーマに体の訴えに耳を傾け、知識だけでなく実感出来る"健康"のお役に立てるホームページになればと考えています。


2007年10月15日
一般財団法人 大阪漢方医学振興財団
理事長 中本 かよ(佳代子)
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